先輩看護師のタイプ別処世術
新人看護師は、常に先輩に見られながら仕事をしているものです。もちろん、本人からすると相当なプレッシャーがかかるでしょう。そんな先輩と上手くやっていくかどうかは、今後の働きやすさに直結します。そこで今回は、先輩のタイプに合わせた処世術を考察してみました。
1つめのタイプは「心配性の先輩」です。基本的に心優しいのですが、新人を放っておけず、先回りして口を出しすぎる傾向があります。このタイプの先輩は心配のあまり、相手の気持ちを考えないため、「そんなに見られると緊張します」とハッキリ伝えて大丈夫です。うまく甘えて味方につけると心強い先輩です。
2つめのタイプは「圧をかけてくる先輩」です。10年目以上のベテラン勢に多いのがこのタイプ。新人の一挙手一投足をチェックしています。このタイプの先輩は、新人看護師にとっては怖い存在ですが、厳しく教育する動機は「新人が後で困らないようにしっかり教育する」ことなので、悪気はありません。アドバイスするのが自分の仕事だという使命感を持っています。このタイプには、スキルアップしたいという意欲的な態度を見せることが大事です。先輩からのアドバイスは積極的にメモを取り、目の前では気を引き締めるようにしましょう。
3つめのタイプは「高圧的な支配者」です。2番目のタイプとは違い、自身の経験年数に関わらず、ただ単に新人いじめでストレスを発散する厄介な先輩です。このタイプの先輩は、まともに向き合うとメンタルをやられてしまいます。高圧的なパワハラと感じたなら、言われたこと、やられたことを記録して、即、上司に報告するようにしましょう。