後輩看護師に対する注意の仕方

「新人指導がうまくいかない」と悩んでいる先輩看護師は少なくないでしょう。「注意するのが苦手」「注意したら後輩と気まずくなった」「注意したら後輩が落ち込んだ」など先輩にとっても、新人指導は悩ましいものです。

後輩の性格に関係なく、どのタイプの後輩にもあてはまる、注意しても後輩看護師との関係が悪くならない処世術があります。1つめのポイントは、「1対1で注意すること」です。人前で注意すると、相手のプライドが傷つきます。ナースステーションでも、隅の方で話すなど、他の人に聞こえにくいよう配慮しましょう。

そして2つめは、「ポイントを絞ってその場で注意する」ということ。あれもこれも、と一度に注意してはいけません。過去のミスを持ち出すのもNG。一度にたくさんのミスを指摘すると、感情的に怒られている気分になり、本来伝えるべきことが伝わりにくくなります。

3つめは「中途半端な伝え方にしないこと」です。怖がらせないように、と笑いながら注意したり、冗談交じりに注意すると、相手は真剣な話だと受け取らず、行動改善につながりません。冷静に落ち着いた声で注意しましょう。

最後に4つめは、「プロセスと事実だけを注意すること」です。結果を罵ったり、聞いた話をもとに注意したりするのはやめましょう。事実確認し、ミスを引き起こす原因となった行動を注意するのが重要です。あくまでも行動について注意するだけで「あなたは看護師に向いていない」など、相手の人格を否定するような言動はご法度です。

部下の教育・指導は、やさしすぎても、怒りすぎてもNGであり、そのバランスはなかなか難しいものです。困ったときは一人で悩まず、上司や先輩に相談するようにしましょう。また、部下の指導のコツをわかりやすくまとめた情報があったので、併せて貼っておきます→[ナースの処世術講座